夫の扶養家族のままで高収入を得たい。
50歳のパート勤務主婦が、自分ひとりの会社を作ってみた。
合同会社を作った動機
- 社会勉強のため・・・登記や税金について実践的に経験したい。
- 法人で収入を得ても個人の私は扶養家族。夫の給料の手取額は変わらない。
- 交通費や交際費、学習費などを会社の経費として使える。
会社の形態を合同会社にした理由
- 設立費用が安いし簡単、自分で登記出来る。
- 決算を公表する義務がない。
- 利益の分配や経営の自由度が高い。
パート収入8万円にこだわる理由
私はパート勤務の給料を8万円にすることを心がけている。
夫の会社から配偶者手当を貰うためと配偶者控除を満額にするために。
たった一人で家事をやるには日に3~4時間働くのが身のためだ。
夫に家事育児を手伝わすなんて初めから期待していない。
夫より長生きして遺族厚生年金を貰うためにも
心身の健康を犠牲にしてはいけない。
そもそも結婚出産のために退職した私が、再就職したところで中途半端な稼ぎしかないだろう。
今の時代なら結婚出産は退職の理由にならないが、昭和女子の時代は寿退社が普通であった。
もし15万円稼いだとしたらどうなるか?
住民税4325円 所得税1850円 社会保険料21,300円
手取り額122,000円
今より手取りが42,000円増えると喜んではいけない。
夫の給料の手取額が6万円ほど減る。
将来わたしの厚生年金がわずかに増えるが微々たるものだ。
さらに遺族厚生年金を貰うときになれば、実質的には私の保険料は掛け捨て同様だ。
夫の厚生年金の4ぶんの3の額が遺族年金の額になる。これは私がどんなに多くの厚生年金を掛けていても夫の厚生年金の4ぶんの3より多くなければ同じことだ。
しかも自分の厚生年金は課税対象だが、遺族年金は非課税なのだ。
もう絶対、私は自身の健康のためと遺族年金のために
8万円以上稼がないし社会保険料も掛けない。
もちろん夫には長生きして欲しいと願っている。
自分の会社で投資
パート収入でためたお金で不動産投資をしいる。
といっても、安い物件しか買えない。借金はできないし。
競売物件しか買わない。
競売物件は落札が難しいが市場価格より格段に安い。
しかも所有権移転登記は裁判所が職権でしてくれるので司法書士の費用がいらない。
50歳で始めて7年以上になるがまだ2物件しかない。
2物件の家賃収入は14万円。
なかなか厳しいが少しでも収入があればいい。
遊び感覚でやっている。
着物の着付けの仕事が入れば会社の収入にあげようと思っている。
あと何をすれば収入になるか考えるのも楽しい。
まとめ
会社を興味本位で作って7年が過ぎたが、良かったのか悪かったのか・・・・
社会勉強にはなっている。
会社にすると毎年赤字でも均等割の法人税を7万円を払わされる。
税金を全く払わない方法はないとわかった。
やはり8万円のパート勤務で夫の扶養家族をつづけるのが好きだ。
安定したサラリーマンを続けてくれている夫に感謝している。
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